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北陸新幹線フォトコンテスト審査結果発表!

北陸新幹線フォトコンテスト審査結果発表!

ありがとう! 北陸新幹線部門

審査員のコメント

テラウチ マサト氏
真新しい改札口とプラットホームへの階段を背に、駅員さんと並んで写る少年。お揃いのユニフォームにも見える二人が手に持ち広げている新幹線開業を祝う新聞には、テープカットした関係者が並ぶ写真。それと対照的な身近さを感じさせる二人の笑顔。公私共々の喜びを伝えているように思え好感を持ちました。
織作 峰子氏
駅員さんとの記念の一枚には少年の嬉しさが表情に満ち溢れています。
北陸新幹線金沢開業を載せた新聞を広げ入れたことで、写真の特性でもある歴史の証明が入ったのです。単なるスナップショットに終わらず報道写真としての意味も込められた素晴らしい作品です。
一生の思い出になったことでしょう。
南 正時氏
駅職員さんと初乗りを果たした少年とのほのぼのした写真です。新幹線の未来を感ずる「鉄道っていいなぁ」と思える写真だと思います。新聞が「号外」というのも、開業の雰囲気をよく伝えていますね。


心が洗われる 自由気まま部門

審査員のコメント

テラウチ マサト氏
田んぼに水が入る頃の美しい田園と春の陽を受ける合掌造りの家。新緑の美しい風景の中、「こきりこ」の唄と踊りを巧妙に取りこんで写真に仕上げています。春のさわやかな風と美しい風景、そして、伝承されてきた文化を写し込むことに成功しています。新幹線に乗ってすぐにでも出かけていきたい!と思わせる写真でした。
織作 峰子氏
新緑の5月、美しい陽の光を受けた風情ある五箇山の地に、こきりこの唄が響いているようです。茅葺き屋根全体や周りの景色をもっと入れたくなる気持ちを断ち切った構図は何とも潔く、伝えたかったことがより明確になりました。この地に永く伝えられてきた伝統文化を大切にしたいな!と思わせてくれる一枚です。
南 正時氏
合掌造りの庭先で舞う「五箇山のこきりこ」が斜光線により美しく描写され、単なる観光写真にとどまらず、水田に映る水鏡の舞姿が印象的です。横位置の構図に少し難がありますが、もう少し構図を整理すればもっと良い作品に仕上がったと思います。


おなかが鳴る部門

審査員のコメント

テラウチ マサト氏
「金沢のお寿司は最高」とタイトルにありましたが、思わず手が伸びてしまうくらい美味しそうに撮られていました。ピントを手前のお寿司1点にして、他をボカして見せたことで、お寿司への誘導が自然に出来ています。ネタの一部が光っていることでツヤ感もあり、新鮮さも伝わりました。手を伸ばせば届きそうなお寿司との距離感も、美味しそうに撮れた秘訣です。
織作 峰子氏
北陸といえば美味しい食材の宝庫として日本全国に知れ渡っていますが、特に北陸のお寿司は最高です。本来フードの撮影というのはプロからいえば簡単ではありません。そんな中、シンプルにお皿にのった甘エビの握りがほっこりした照明のもと、風情ある一枚に仕上げています。
卵を乗せるのも新鮮故の演出ですね!
南 正時氏
憧れの寿司屋で一口前にパチリ、その気持ちが伝わってきます。食材をアップにしてピントを浅くして、思い切り主題を浮かび上がらせた写真テクニックが、おいしさを引き出させています。デジタル写真でありながら懐かしいフィルム写真のような雰囲気を持っています。

新幹線開通を待っていた人たちの喜びが写真からダイレクトに伝わってくるコンテストでした。ありがとう北陸新幹線部門では、鉄道写真と言われるジャンルの写真だけでなく、喜びの感情を写し取った写真も目を引きました。心が洗われると題した自由気まま部門は北陸三県を中心とした美しい風景に加え、文化や郷愁、心癒される風景が写し取られていて旅情に誘われました。おなかが鳴る部門は、名産品のアップやその品を前にした喜びの表情が撮られていました。楽しみながら課題にチャレンジされた方々の気持ちそのものに感激を得た今回のコンテスト。3部門に分かれた北陸新幹線フォトコンテストの審査に関われたことは、それぞれ楽しい時間であり幸せな時間でした。
念願だった北陸新幹線開通に伴い、新幹線にまつわる作品や魅力ある北陸の自然風景やお祭りの作品が一堂に集まりました。特に『ありがとう北陸新幹線』部門では、美しい背景を見つけて撮ったり技巧を駆使して撮影されたマニアックな作品から、家族の絆が感じられる暖かい作品まで、まさにドラマを感じさせる作品を多数ご応募いただき、心躍りながら審査をさせていただきました。開通を皆様がどれだけ待ち焦がれていたことだったのかがよくわかりました。改めて北陸の魅力を再確認できましたし、風景や食の魅力を求め、今後も各地から北陸に来てくださる方が増えることを、北陸出身者として心から願っております。
「撮り鉄」ブームとも相まってやはり北陸新幹線の車両を主体とした鉄道写真に多くの応募がありました。鉄道写真家の私としては選びがいのあった「ありがとう!北陸新幹線」部門でした。ただ、どうしても車両中心に偏りがちなマニアックな写真にあって北陸新幹線と人々のつながり、地域の生活を選びたいと、ひそかな願望がありました。審査の結果、その目的は達成されたと思っています。北陸新幹線は地域の新しい交通機関として確実に根付いていることを応募作品から感じました。
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